子どもの口呼吸は要注意!~鼻呼吸で歯並びと健康を守る方法~
こんにちは。武蔵浦和駅近くの「いちかわ歯科」院長の市川
今回は、当院で最近よく患者さんやご家族にお伝えしている「口呼
日常生活の中で「お口ポカン」と呼ばれる、口を開けたままの状態
特に小さなお子さんに多く見ら
【口呼吸ではなく鼻呼吸を】
私たちの体は、本来「鼻呼吸」が基本です。
鼻には外気を温めたり、湿らせたり、細菌やウイルスをろ過したり
また、口が常に開いていると唾液が乾燥し、むし歯や歯周病のリス
【唇を巻き込むクセに注意】
最近よくお話しするのが「唇を巻き込んでしまうクセを
緊張した時、無意識に唇を内側に巻き込むようにしてかんでしまう
唇を巻き込むクセは、交感神経が優位になっている状態、つまり体
普段からこの習
【メジャーリーガーの工夫から学ぶ】
少し違った視点からお話しすると、野球ファンの方ならご存知かも
実は、イチロー選手から伝授された方法だといわれているようです
これは唇を巻き込むのとは逆で、呼吸や表情を工夫して体の余分な
プロスポーツの世界でも「呼吸や口の使い方」がパフォーマンスに
それほど口元の動きは、
【成長期のお子さんは特に要注意】
特に成長期のお子さんの場合、唇を巻き込むクセや口呼吸の習慣が
具体的には、出っ歯や受け口、開咬(前歯がかみ合わない状態)な
毎日の小さなクセが将来のお口の健康やお顔立ちに直結することを
【ご家庭でできるトレーニング】
では、どのように改善すれば良いのでしょうか。
まずは「お口は閉じて鼻で呼吸する」という意識を持つことが第一
加えて、ご家庭でできる簡単なトレーニングを取り入れると効果的
遊び感覚でできるものをいくつかご紹介します。
①にらめっこ
口をしっかり閉じる習慣をつけるのにおすすめです。笑ってしまっ
楽しく遊びながら口の周りの筋肉を鍛えることが
②風船をふくらませる
息をしっかり使い、口の周りや頬の筋肉をバランスよく使うトレー
③ストローで水にブクブク
ペットボトルに少し水を入れて、ストローで息を吹き込む遊びです
これらはすべて、お子さんが楽しみながら自然と口を閉じる力や鼻
もし「うちの子はいつも口が開いている」「唇を巻き込むクセがな
どうぞお気軽にご相談
成長期の大切な時期に適切な指導を受けることで、将来の歯並びや
いちかわ歯科では、お子さん一人ひとりの生活習慣や成長のペース
口呼吸や唇を巻き込むクセは、つい見過ごされがちですが、実は将
今日からできるちょっとした工夫で、お子さんも大人の方も、より
「お口は閉じて、鼻で呼吸する」――ぜひご家庭でも意識してみて
院長 市川賢一
〒336-0031 さいたま市南区鹿手袋
【中浦和駅】【武蔵浦和駅】からのアクセスも便利です。