2025/12/24
『それ、すべて過緊張です。』を読んで〜心と体、そしてお口のつながり〜
こんにちは。武蔵浦和駅近くの「いちかわ歯科」院長の市川 です。
今回は、フォレスト出版から刊行された奥田弘美先生の著書『 それ、すべて過緊張です。』を読み、深く共感した内容と、 歯科の立場からの考察をお話ししたいと思います。
本書で語られる「過緊張」とは、 心も体も常に戦闘モードのまま抜け出せない状態のことです。
日常のちょっとしたストレスや不安、情報過多などが重なり、 交感神経が優位な状態が慢性化してしまいます。
たとえば、
•肩こりや頭痛が取れない
•夜になっても気持ちが落ち着かない
•リラックスしてもどこか緊張している
こうした状態は、まさに“過緊張”のサインです。
奥田先生は、過緊張を解くために「3つのR」 が大切だと述べています。
•レスト(Rest)=休養
質の良い睡眠や休息をしっかり取ること。
•リラクゼーション(Relaxation)=緩和
深呼吸・ストレッチ・入浴などで、意識的に体をゆるめること。
•レクリエーション(Recreation)=遊び・楽しみ
趣味や自然の中で「心から楽しい」と思える時間を過ごすこと。
この3つは単なる息抜きではなく、自律神経を整え、 心身を回復させる基本的な方法です。
過緊張が続くと、体のバランスだけでなく、免疫やホルモン、 自律神経にも影響します。
ストレスに負けないためには、 次の3つの生活習慣が柱になります。
1.食事:栄養バランスを意識し、腸内環境を整える
2.睡眠:寝る前のスマホや強い光を避け、深い眠りを確保
3.運動:軽いストレッチやウォーキングで血流を促す
これらを整えることが、過緊張から抜け出す第一歩です。
実は、過緊張の影響はお口の中にもはっきり現れます。
自律神経のバランスが崩れると唾液の分泌が減り、 口の乾燥や口呼吸が増えてしまいます。
その結果、虫歯や歯周病、口臭などのリスクが高まります。
また、過緊張の人に多いのが、
TCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)、ブラキシズム(歯ぎしり・ 食いしばり)です。
•日中、無意識に歯が接触している
•夜間、強く噛みしめている
•唇や頬を巻き込むクセがある
これらの習慣は、顎関節や咀嚼筋に過度の負担をかけ、顎関節症・ 知覚過敏・肩こり・頭痛などへ発展することがあります。
過緊張からくる噛みしめや口呼吸を改善するには、 日常的な意識が大切です。
次の3つを意識してみてください。
1.上下の歯を離す:「何もしていない時は歯を離す」が基本です。
2.鼻呼吸を意識する:舌を上あごに軽くつけて、 ゆっくり鼻で呼吸します。
3.リラックス時間をつくる:寝る前に深呼吸やストレッチ、 温かい飲み物などで副交感神経を優位にします。
これらを続けることで、顎や口まわりの筋肉が柔らかくなり、「 噛みしめない癖づけ」が自然にできていきます。
『それ、すべて過緊張です。』を読んで改めて感じたのは、心・ 体・口は密接に結びついているということです。
ストレスをためこむと、 体だけでなくお口の健康にも悪影響が出ます。
歯ぎしりや噛みしめなどは、その“無言のサイン” かもしれません。
私たちいちかわ歯科では、武蔵浦和・ 中浦和エリアにお住まいの皆さまが、 心身ともに健康でいられるよう、 歯やお口のトラブルの原因を根本から一緒に考えていきます。
「最近よく噛みしめている気がする」「顎が疲れる」「口が乾く」 など、気になる症状がありましたら、 どうぞお気軽にご相談ください。
過緊張は、誰にでも起こる“心と体のブレーキサイン”です。
「頑張ること」だけでなく、「休むこと」「ゆるめること」「 楽しむこと」も、健康の大切な一部。
お口の健康から、 心のバランスを見つめ直すきっかけになれば幸いです。
医療法人H-P Smile いちかわ歯科
院長 市川賢一
〒336-0031 さいたま市南区鹿手袋
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